ナユタの開発理念

ナユタは創業より「電気エネルギーの効率の良い変換を実現する」を目標に様々な開発を行ってきました。最も特徴的な技術は、『小型化』・『高効率化』・『高信頼性』です。これはナユタが国内の殆どの大手医療機器メーカー様とお取引させて頂きながら培った力です。

ナユタの技術力の歴史

『小型化・軽量化技術の確立』

創業当時、地元大手音響メーカー様と一緒にデジタル音響ミキサー用電源や自動演奏ピアノ用電源、CD-Rなど音響関連電源の開発を行っておりました。また、ジェットバス用コントローラ、浴室ミュージックアンプ用デジタルアンプなどの住設関連の開発も手がけてきました。

当時、ジェットバス用コントローラが15kgあり、それがユニットバスの天井裏に設置され、過重量が大きな問題となっておりました。それを3kgへと軽量化し、過重量問題をクリアしたと共に、設置工事において作業効率も上がり、高い評価を頂きました。

当時、ジェットバス用コントローラが15kgあり、それがユニットバスの天井裏に設置され、過重量が大きな問題となっておりました。それを3kgへと軽量化し、過重量問題をクリアしたと共に、設置工事において作業効率も上がり、高い評価を頂きました。

『医療機器用カスタム電源開発』←(クリック)

超音波診断装置メーカーからの依頼から始まった医療機器用カスタム電源開発。ナユタのメイン事業であり、技術・品質・サービス体制の根幹となります。詳しくは、こちらのページへ

『定電流電源技術の確立』

緊急時の災害救助に求められる投光器。その投光器のケーブルの長さが10m以上と長く、長ければ長いほど、先端のライトの電圧が低くなり、結果暗くなるという問題を抱えてました。そこで定電流方式での電源開発を行い、問題を解消。今ではその技術がナユタ製品である、LED照明用電源・LED蛍光灯に活かされております。

『インバータ技術の確立』

超高品質音響電源、デジタルパワーアンプモジュールの開発では、当時、世界最小・最軽量でありながら、高効率・高出力を実現。また、DC/ACインバータ(DA1000-B)を1Uラックマウントタイプへ開発することによりインバータ技術が確立され、その技術は大手携帯電話の中継基地局などの通信業界へ貢献しております。

『蓄電システム技術の確立』←(クリック)

設立当初より、リチウムイオンバッテリに着目し、大手自動車メーカー様と共同で電気自動車における電源・充電システムの開発に携わってきました。

電動アシスト付自転車においても、バッテリー充電器や検査器等を開発。またリチウムイオン電池のコントロール基板(BMU)の開発、医療機器へのバックアップ電源基板など様々な開発経験と上記の『インバータ技術の確立』により、医療機器用蓄電装置 Mobil C2 Power for Medical やリチウムイオン蓄電装置 CUBOXの誕生へと結びつきました。

カスタム電源開発事例

ナユタはカスタム電源を軸にお客様のご要望に様々な対応させて頂いております。以下は今までの開発事例のごく一部です。『小型化』・『高効率化』・『高信頼性』でお困りな事がございましたら是非ともお問合せ下さい。

医療機器用リチウム蓄電装置 LEMURIA(レムリア) ME3000

医療機器用リチウム蓄電装置LEMURIA ｢ME3000｣は、国内初のS-JQA認証(2021年8月取得完了予定)リチウムイオン蓄電装置(蓄電池)で医用電気機器の基礎安全と基本性能を確保するための製品安全規格であるJIS T 0601-1を取得。 海外においても同規格(国際規格ではIEC60601-1)を有しているリチウムイオン蓄電装置(蓄電池)は少なく、非常に稀な製品となります。これにより、全ての医療機器のバックアップ電源(蓄電池)として使用する事が可能です。蓄電容量は3，300Whで人工呼吸器(消費電力100Wの場合)が33時間連続使用可能。最大1,500W の連続出力が可能で、ワクチン冷凍庫のような高い突入電流を発生する製品でも耐えうる設計となっております。

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